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管理者: sTwo
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Artbook - INTRON DEPOT / 画集 - イントロンデポ
2013/11/24 更新
画集 - といってもここでは主に 『INTRON DEPOT』 シリーズです。
『INTRON DEPOT』 シリーズ、
「"INTRO" とは介在遺伝子の事でイントロ因子といったイメージの言葉。
本のカバーやポスター、タイトルページ等その名の通りイントロの役目を持つイラストの "DEPOT" …倉庫、一時集積所、みたいな本」
とは士郎氏談ですが、氏はあまり "画集" という言葉を使いたくなさそうです。
本当は、内容が商業的要素の濃いものなので "カラーで描いた仕事を集めた本" だそうで…。
またこのシリーズは、海外市場への対応を考慮して、左開きの英訳付き、という半洋書仕様になっています。英語の勉強にもいいかも…(^^;
シリーズも2、3と続けて見ると、士郎氏の仕事道具の移り変わりがよく判って面白いと思いますよ。
最初の頃は、当時あまり綺麗とは言えない(失礼!)色彩感覚のもと透明水彩を使用して着色していたものが、
今ではCGを駆使して、これまたあまり見事とは言えない(失礼!!)モデリングの組み合わせで1枚の絵を構成する様には、
時代の流れを感じます。
ただし私個人的には、 『ID1』 はカバーが汗でフニャフニャになるほど何百回も繰り返し眺めたものですが、
『ID2』 『ID3』 となるにしたがって感動が薄れてしまったのですが…これも時代の流れでしょうか?
一時、講談社から 『ID5 YAMATAIKO』 と予定されていた伽姫草子関連の画集は、『古今伽姫草子集』 と名前を変えて青心社から出版されました。
GALGREASE 関連も青心社から出版されるようで・・・どうした講談社(苦笑)
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INTRON DEPOT 1
1992年07月17日初版発行
定価 2,400円
著者: 士郎正宗
発行者: 青木治道
発行所: 株式会社青心社
翻訳協力: スタジオ・プロテウス
印刷・製本: 日産印刷工業株式会社
ISBN 4-87892-011-4 C0079
カラー148ページ+ポスター
※ちなみに、カバーを外すと…
士郎正宗氏初の画集(カラー仕事集)。
士郎氏の中で1981年~1991年までのカラー仕事を集めたもので、同人誌時代の原稿から
『アップルシード』や
『ブラックマジック』、
『攻殻機動隊』、
『ドミニオン』、
『オリオン』等の作品が収められています。
発売当時は 『アップルシードカレンダーブック』 目的で購入される方が多かったのでは?
私は今でもこれを見るとワクワクドキドキします。それほど士郎正宗ファンにとって価値観の高い一品だと思います。
幻の 『アップルシード』 5巻の表紙も収録されていますし……!
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士郎正宗CD-ROM画集 INTRON DEPOT D
(Windows版)
1996年09月27日初版発行
定価 6,800円
発売元: 株式会社小学館
企画・製作: 株式会社新企画社
ISBN 4-09-906561-8 C0879
CD-ROM2枚+マウスパッド
『INTRON DEPOT 1』 のCD-ROM版。
と言っても、原画が存在しないものや、モノクロの 『アップルシードカレンダーブック』、
版権問題がある 『攻殻機動隊』 等は収録されていません。
その代わり、Windowsのデスクトップアクセサリーとしてカレンダーや時計といったプログラムがオマケで付いています。
またちょっと大き目のサイズの画像がCD-ROMの2枚目に収録されています。
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士郎正宗CD-ROM画集 INTRON DEPOT D
(Macintosh版)
1997年??月??日初版発行
定価 6,800円
発売元: 株式会社小学館
企画・製作: 株式会社新企画社
ISBN 4-09-906562-6 C0879
CD-ROM1枚+マウスパッド
『INTRON DEPOT 1』 のCD-ROM版。のマック版です。
Windows版の収録物にプラスして、それぞれのマウスパッドの画像が収録されています。
ん?でもなぜマック版はCD-ROMが1枚なのか?というのはよく判らないのですが(笑)、
おそらくマクロメディア社のプレーヤーを使用して、データを圧縮しているからでしょうか?
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INTRON DEPOT 2 BLADES
1998年11月26日初版発行
定価 2,800円
著者: 士郎正宗
発行者: 青木治道
発行所: 株式会社青心社
英語版製作: スタジオ・プロテウス
プリンティング・ディレクション: 太田健太郎
印刷・製本: 大日本印刷株式会社
ISBN 4-87892-156-0 C0079
カラー112ページ
士郎氏の1992年3月~1998年5月までのカラー仕事の中で、ファンタジー系を中心に刃物("BLADE")関係のイラストを収録した画集です。
版権の問題か、『ID1』 の頃と違って固有名詞や商品名を自由に使用できなかったらしく、コメントにあまり面白みが無いのが残念。
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士郎正宗CD-ROM画集2 INTRON DEPOT D2 BLADES
(ハイブリッド版)
1999年08月27日初版発行
定価 5,800円
発売・販売元: 株式会社小学館
企画・製作: 株式会社新企画社・株式会社青心社
ISBN 4-09-906564-2 C0879
CD-ROM2枚+マウスパッド
『INTRON DEPOT 2』 のCD-ROM版。Windows、マック両対応のハイブリッド版です。
画集のページを開いているような操作感覚で、各ページに表示されているイラスト(下絵、テクスチャ等)をクリックすると
拡大表示されるといった、なかなか凝った作りになっています。
CD-ROMの2枚目には、最大2,560ドットの画像や、時計のアクセサリーソフトが収録されています。
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INTRON DEPOT 2 BLADES
2010年11月19日発売
定価 1,200円(税込)
著者: 士郎正宗
販売: NTTソルマーレ
条件: iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
『ID2 BLADES』 のiPad用電子アプリです。
原稿作成の過程やイラストの別バージョン、iPad用に加筆修正した作品も収録されているようです。
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INTRON DEPOT 3 BALLISTICS
2003年04月28日初版発行
定価 2,800円
著者: 士郎正宗
発行者: 青木治道
発行所: 株式会社青心社
英語版製作: スタジオ・プロテウス
印刷・製本: 共同印刷株式会社
ISBN 4-87892-264-8 C0079
カラー116ページ
士郎氏の1992年~2002年までのカラー仕事の中で、メカ・SF系を中心に収録した画集です。
収録物を全て見終えた時に一番思った感想は「流用が多いのでは?」なのですが、そこは士郎氏曰く、「
当画集の3分の1程が2001年に描いた "処理ラフ" なので、
"アナログからデジタルへの移行" と言うよりは "デジタル初期" 中心といった感じにまとまった(流用部材が多く見られるのはその為)」
だそうです。いろんな素材を利用して、描いて、組み合わせて、また描いて…といった感じでしょうか。
いずれにせよアナログとデジタルの中でもがきながら模索している士郎正宗氏を垣間見ることのできる画集です。
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INTRON DEPOT 3 BALLISTICS
2010年10月12日発売
定価 1,200円(税込)
著者: 士郎正宗
販売: NTTソルマーレ
条件: iPad 互換 iOS 3.2 以降が必要
『ID3 BALLISTICS』 のiPad用電子アプリです。
NTTソルマーレがiPad向けの画集アプリ「シーモア Art Collection」を発表し、その第一弾として販売されました。
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INTRON DEPOT 4 BULLETS
2004年07月28日初版発行
定価 2,800円
著者: 士郎正宗
発行者: 青木治道
発行所: 株式会社青心社
英語版製作: スタジオ・プロテウス
印刷・製本: 共同印刷株式会社
ISBN 4-87892-294-X C0079
カラー112ページ
士郎氏が1995年~1999年に関わったアニメやゲームの設定集で、画集という位置づけではないようです。
「GUNDRESS」 や 「HORNED OWL」 、 「SAMPAGUITA」 は市場に出ていて、またそれぞれの設定資料集も過去に出版されているのでイラストの真新しさはありません。
まぁ士郎氏のコメントが読めるのでよしとしましょうか・・・。
それに対して 「BLUE RAY」 と 「D」 は企画段階でポシャった資料なので、なかなか興味深いです。
それにしても士郎氏の 3DCG はまだまだ発展途上のようですね(数年前の作品ですが)。 モデリングの労力&制約にとらわれすぎていて、ちっとも士郎氏の色が出ていない!
3DCG の作品が士郎氏のイラストと同レベルの良さを発揮できる日は来るのでしょうか? 士郎氏の一ファンとしては、別にそんなことに執着してもらわなくてもよいのですが・・・
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INTRON DEPOT 6 BARB WIRE 01
2013年09月19日初版発行
定価 2,000円
著者: 士郎正宗
発行者: 青木治道
発行所: 株式会社青心社
印刷・製本: シナノ印刷株式会社
ISBN 4-87892-393-7 C0079
カラー88ページ
※ 英語翻訳文なし
購入特典
とらのあな: クリアファイル
士郎氏が過去に小説 『Classical Fantasy Within』(CFW) 向けに描いた表紙や挿絵などを完全収録した仕事集。
『CFW』 とは、2008年に講談社BOX
にて企画された 「大河ノベル2008」 にて刊行された
島田荘司・著の小説タイトルです。
当初は二種類の小説を月替わりで6冊づつ、12ヶ月連続で刊行される予定で、その奇数月にあたるファンタジー小説がこの 『CFW』 でした。
しかし予定は狂い、結局は 『CFW』 が全12冊という企画でスタート。 2010年までに全3部、計8冊の小説が講談社BOXから出版されたまま中断しております。
第4部として計画されているサブタイトル 『メガロポリス・エド』 はいつ刊行されるのでしょうか・・・
本刊ではその 『CFW』 の1巻から5巻前半部分の挿絵などを納めた仕事集となっております。
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