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士郎正宗の温故知新!



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管理者: sTwo

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(読み切り物)
2007/06/16 更新 : 「SNMC 3」 追加

1982年9月発行 同人誌「MIYAKO」付録ピンナップ ここでは同人誌時代の読み切り物を取り上げています。

士郎正宗氏は1980年から同人誌での活動を行っています。士郎氏の姉(秋本ルネ)も参加していた漫画研究団体アトラスでの作品発表が主ですが、 1982年頃には他の漫研へも積極的に参加していたようです。右は1982年9月発行の同人誌 「MIYAKO」 の付録ピンナップとして描かれた作品です。 1988年10月発行 同人誌「MASAing World.」より いやー、ピンナップが付録に付く同人誌とは…こう考えると、今も昔も士郎氏の仕事内容は変わっていないと言えるのでしょうか?わらい
(でもやっぱり早く新しいストーリー物が読みたいよ!!>士郎氏)

ちなみに左は1988年10月発行の同人(個人?)誌 「MASAing World.」 にゲスト・イラストとして描かれた 『メガネをかけたクラリス・ド・カリオストロ』 だそうです…に、似てるのか? 発行者のMASAこと中田雅広氏は「…円山応挙になってしまった…」と評していますが、うーん、どうでしょう?

同人誌 「FUNYA~」 に掲載され、後にアトラスとCOMIC・PASTELSとの合同誌 「アトパス」 に再掲された 『コロシアム・ピック』 は、 "マジックキャラバン" シリーズの第4章として描かれています。実はこのシリーズ、他には一切発表されていません。 『黄金炎柱祭』 でも触れていますが、当時士郎氏はアトラスから発行する予定の個人誌用として "マジックキャラバン" シリーズを用意していたようですね。それが作成過程で進路変更されて、最終的には 『ブラックマジック』 となって発表されました。 『コロシアム・ピック』 にはあのデュナ・テュフォンが登場しているあたり、ほぼ間違いないでしょうね。
このブラックマジックの誕生秘話は、「特集#05 『ブラックマジック』をもう一度」 にて!


『イエローホーク』
ATLAS Vol.9
 
1981年8月10日発行
価格:???円
編集長:杉原貴和
発行人:アトラス
代表:北奥秀樹
印刷所:大友出版
作品タイトル 作 者
イエローホーク (合作)
1912 KINTA・LION
メビウス 秋本ルネ
作品タイトル 作 者
スターナイト・ユウ 杉原まさし
お中元 大崎ジュン
黄金炎柱祭 士郎正宗
『イエローホーク』より、士郎氏が担当したと推測されるカットの寄せ集め~  
モノクロ148ページ
(内24ページ)

アトラス会員による合作。士郎正宗氏は数カットだけの参加で、しかも内容も特別面白いというものではないので注目度は低め。

『追われる』
KINTALION Vol.26
 
1982年09月19日発行
領価:---円
編集:八木貴司
発行所:漫画研究団体アトラス
印刷所:(コピー誌)
作品タイトル 作 者
追われる 士郎正宗
追われる 杉原まさし
アトラスの会報 「KINTALION」 にお題漫画として描かれた 『追われる』。 会報の裏表紙も士郎正宗氏によるイラスト  
モノクロ10ページ
(内1ページ)

アトラスの会報 「KINTALION」 に掲載された 1 ページ漫画。
「各回にお題を出して、そのお題に沿った起承転結のある 1 ページのストーリー漫画を描く」 ということを、次の回から始めるための見本として描かれた作品です。 表紙はぴゅあ氏のイラストです。

『オプショナルオリエンテーション』
ATLAS Vol.12

1984年03月15日発行
領価:780円
発行人:杉原貴和
代表:北奥秀樹
発行所:漫画研究団体アトラス
印刷所:大友出版

作品タイトル 作 者
リアニメイテッド・フロム・ザ・ゲイル あづみ悠
パンティボーイ繁昌記 なつのようか
MEMORY.. 上垣外邦照
小さな思いで... 小椋彩
愛の終る時 翔如月
作品タイトル 作 者
プルートー 大崎ジュン
オプショナルオリエンテーション 士郎正宗
大陸帰行 杉原まさし
周奉奇譚 高杉こずえ
   
『オプショナルオリエンテーション』。士郎氏のうんちくが十分堪能できる!  
モノクロ208ページ
(内14ページ)

黄金炎柱祭』 を落としてしまった代わりのお茶濁し(笑)
「趣味のぺえじ」、「重力の話じゃ」、「バトルオンメカニズム」、「えぴろおぐ」 と複数の章に分かれている。 「趣味のぺえじ」でブラックマジックのマリオ66+園田健一のような人型メカの紹介から始まり、 「バトルオンメカニズム」ではランドメイトの構造の説明など、士郎氏ワールドを十分に堪能できる作品です。
黄金炎柱祭の最終回が読めなかったのは残念ですが、これはこれで良しとしますか!

『バトルオンメカニズム』
BATTLE COMICS PATE(ぱて)
アトラス緊急増刊号!

1984年03月10日発行
領価:280円
代表者:北奥秀樹
発行所:漫画研究団体アトラス
印刷所:大友出版

作品タイトル 作 者
正しい人間活動講座 あづみ悠
モビル・ハウス 佐助
あのころ NASSAN
バトルオンメカニズム 士郎正宗
日本工業 CO, LTD. 鋼鉄はがね
『バトルオンメカニズム』。ほとんどノリだけの3ページ…(笑)  
モノクロ30ページ
(内3ページ)

狂人が多脚砲台(!)に乗って思う存分暴れる3ページ。しかもオチなし(笑)
3ページ目には、『アップルシード1』 で 青ひげや千里眼と一緒にランドクルーサーに乗っていた(ブリアレオスとナイフで格闘した)脇役が、 研究者(?)の役で登場しています。

『メタモルポーシス』
ばとるこみっく ぱて2
 
1984年08月19日発行
領価:300円
発行人:杉原貴和
代表者:北奥秀樹
発行所:漫画研究団体アトラス
印刷所:大友出版
作品タイトル 作 者
らくがき キン太リオン
メタモルポーシス 士郎正宗
シルビス ぴゅあ
3日で何が出来る!! 佐助
作品タイトル 作 者
ハイブリットライダー in 2000 杉原まさし
レッスン あきら
パラノイヤ劇場 鋼鉄はがね
   
『メタモルポーシス』。よく見るとデュナンにそっくり!  
モノクロ48ページ
(内3ページ)

3ページながらもしっかりとしたストーリー物。
主人公はどう見ても 『アップルシード1』 の頃のデュナン・ナッツで、未知の寄生生物との対立を描いています。
3ページ目はお得意の欄外補足説明がギッッッシリ! 幾つかの小説からの引用や語句の説明で欄外がモノの見事に埋め尽くされています。

『ARICE in JARGON』
BATTLE COMICS ぱて3
 
1984年12月23日発行
領価:300円
編集長:永松勝己
代表者:北奥秀樹
発行元:漫画研究団体アトラス
印刷所:大友出版
作品タイトル 作 者
ロリータコンプレックスについて 大崎ジュン
NO JOY! ぴゅあ
カイケツ ゴンゴウ魔王 まさし
ARICE IN JARGON 士郎正宗
作品タイトル 作 者
ヒグマのページ 信州ひぐま
私はこうして原稿を描いた 小椋彩
わらし長者 佐助
NUCLEAR・WEAPON キン太
『ARICE in JARGON』。不思議の国のアリスをモチーフにしたお話。いまいち…かな?  
モノクロ56ページ
(内4ページ)

不思議の国のアリスをモチーフにしている様ですが、お得意の不明瞭ワールドで(鋼鉄はがね氏の影響か?)全然違う作品になっています。 ただネタとしてはイマイチなのは、 「今持っているネタもアイデアもアップルシードに叩きこみたかったんだよーん」 とのこと。ナルホド…

『SHIROWKUNWA KONNKAI OYASUMIDAYO!』
バトルコミックス ぱて4
 
1986年04月16日発行
領価:300円
発行人:杉原貴和
代表者:北奥秀樹
発行所:漫画研究団体アトラス
印刷所:くりえい社
作品タイトル 作 者
Quark! Quark! ぴゅあ
大ハンマー野郎 小椋彩
SHIROW KUNWA KONKAI OYASUMIDAYO! 士郎正宗
うわ!テーマは「愛」 シグマandきん太
作品タイトル 作 者
ELISE(エ・リ・ス) あおい天平
おもちゃ箱 佐助
ごんごう魔王 まさし
   
文章ぎっしりの2ページ。読み応え十分。  
モノクロ72ページ
(内2ページ)

文章2ページだけだが、『アップルシード』 のタイトルの由来のウンチクや、 2巻の補足説明など、読み応えは十分。
この頃の士郎氏は『アップルシード3』 の執筆中で、多忙を極めていた様ですね。 Dr.マシューがマロン酸のシャーレに顔をつっこんで寝ているイラストが痛々しい…(笑)

『士郎正宗の落書コッペパン』
バトルコミックス ぱて5

1986年12月28日発行
領価:300円
発行人:杉原貴和
代表者:北奥秀樹
発行所:漫画研究団体アトラス
印刷所:くりえい社

作品タイトル 作 者
KATHARSIS ぴゅあ
金魚のおはなし 沢ふみじ
UWA!2 ペロリスト・シグマ・ゴステロ
ルリーの冒険記 小椋彩
ドリーム 卓跡浩
作品タイトル 作 者
A HAPPY NEW YEAR 佐助
人型み~はっクラブ 鋼鉄はがね
DISCLOSURE of BLACK MAGIC
落書コッペパン 士郎正宗
士郎正宗 作品リスト
忙しい時期の士郎氏。世間の色んなデマにご立腹のようで・・・  
モノクロ66ページ
(内1ページ)

アップルシード』 の3巻の下描きで忙しい時期のため、イラスト+コメントの1ページのみ。
関西在住の士郎氏、このころから関東で流れている根も葉もないデマに相当ご立腹のようで・・・ ここのコメントで、実はアップル3巻と4巻が元々は1冊で描かれる予定であったことが明らかに!

『コロシアム・ピック』マジックキャラバン4
FUNYA~ ("A" の上にハイフン"-")

1982年05月吉日発行
領価:350円
発行者:OTOMODACHI
印刷所:みにこみ館

作品タイトル 作 者
ていきしんさつ T.MIYATA
A.M. 5:00 IN CITY JUNKO
こわいハ・ナ・シ 中野緑
史上最大の過ち 墨川井蛙
作品タイトル 作 者
アルファ 繭せつこ
コロシアム・ピック 士郎正宗
おとしもの MASA
SUN JUCK STREET 260 たか・かおと

デュナ・テュフォン初登場!なんと、オールヌードだっ!! モノクロ104ページ
(内20ページ)

『コロシアム・ピック』 は "マジックキャラバン" シリーズの第4章という位置付けの作品です。 ただしシリーズのこの作品以外は実際には発表されていない様です(描いてもいない…?)。 ストーリーは、戦場写真家の日本人がある不慮の事故から戦場の奥地に迷い込んでしまい、 そこで妙な英語を話すパールブロンドの不思議な娘と遭遇するところから始まります。この不思議な娘というのが 「デュナ・テュフォン」 。 そう、『ブラックマジック』の主人公です。 でもあれ、たしか 『ブラックマジック』 は地球が氷河期時代の金星のお話、 なんで日本人がいるんだ?とお悩みの方。 まぁそれはごもっとも。この 『コロシアム・ピック』 は直接 『ブラックマジック』 へ繋がるわけではなく、 テーマや世界観、バイオロイド等の設定は 『ブラックマジック』 の時に再構築された様です。
「FUNYA~」は、MASAこと中田雅広氏が メインの漫研 「OTOMODACHI」 が発行した同人誌。中田氏と士郎氏は大学時代の同級生で、その縁で執筆を依頼したとのコトです。 ということは、実質 『ブラックマジック』 の元祖は、漫画研究団体アトラスではなくて、OTOMODACHIということに…?

『コロシアム・ピック』マジックキャラバン4
COMIC FUSION アトパス
 
1990年09月18日発行
領価:900円(送料260円)
編集人:上北佳永/杉原貴和
代表者:上北佳永/北奥秀樹
発行元:
  よろずサークルCOMIC・PASTELS
  / 漫画研究団体アトラス
印刷所:くりえい社
作品タイトル 作 者
MOON SHINE ぴゅあ
ELENA 中野隆則
LUCKY GIRLS 鋼鉄はがね
キャプテン ノーフューチャー 酢飼/近視郎/うきゃ
ダークフォース プリンセス 木河楊
The Point of Lovers M・ショコラ
作品タイトル 作 者
ワイルド キャット 小椋彩
アスカ アマテリウス 那智丸
ムサシ TOSPAL
コロシアム・ピック 士郎正宗
プリシラ ゾンナ 西岡希望
   
新た?に扉絵が1枚追加  
モノクロ264ページ
(内22ページ)

『コロシアム・ピック』 自体は 「FUNYA~」 からの再掲ですが、新たにイラスト1枚と、再掲に伴ってうんちく話が追加されています。 といってもまったく新規の描き下ろしではなく、『コロシアム・ピック』 を描いた当時に単体でコピーして周りに配った時の表紙と裏表紙です(詳しくはブラックマジックの特集記事で)。
「アトパス」 はアトラスとPASTELSとの合同誌ですが、きっかけは80年代後半に、 鋼鉄はがね氏等がPASTELSの集会や編集会議に乱入していたことがそもそもの始まりで、 その後の89年4月頃の宴会の場で合同誌を作ろう!となったそうです。アトラスにしてみれば 「ぱて6」 以来3年ぶりの発行物で、 特に以前合同誌に失敗(*)している経緯から相当苦労したようです。…まぁ、主力が士郎正宗氏ですから、士郎氏のいないアトラスの発行物なんて、 フレッシュを入れないコーヒーみたいなもんですよ!(暴言)

(*)…漫研のファルコンと(園田健一氏率いる)VTOLとの合同誌 「トライデント」 の事。 士郎氏の個人誌『ブラックマジック(2版)』に堂々と宣伝しているにもかかわらず、 結局発刊されることは無く、計画は立ち消えになってしまった。


『BIKE NUT』
SNMC 3

1985年08月xx日発行
※おくづけ無し

モノクロ25ページ
(内2ページ)

作品タイトル 作 者
(表紙/裏表紙) 『メカニック・バイ・トーキング・スペース』 『ハカイダー』 小田島りゅう
『GENESIS CLIMBER MODPEADA BARTLEY』 関口悦夫
『NEW KIT NEWS OF S・N・M・C』 『'85 WANDER FESTIVAL IN SUMMER REPORT』 『通販の御案内』 IDEON
『Tantal 1274 -prologue-』 『Yoshida US-175PS』 『アーメスIV』 阿呆炉骸素人
作品タイトル 作 者
『Information! ひよこぶっくす』 迎麻紀
『BIKE NUT』 士郎正宗
『HONDA NR250R POLICE SPECIAL』 竹中裕顕
『THE BIKE?』 『おんなの子(アウトランダーズ風)』 真鍋譲治
『メタルレディ ディ・ザード』 SHIN
 
バイク好きな士郎ファンにはたまらない作品。ヒトミのストリップも!(笑)

「チームアトラス トンダ VR-H750F」
「石油文明の落日をむかえ、テクノトンダが世界に放つ200度C水分解光化学サイクル法採用の水素エンジン搭載のマシンである。」
・・・という説明から入るこの士郎氏のバイクうんちく作品は、バイク好きでもそうでない人でも読み応えは十分! でもたしか士郎氏って中免は持っていなくて50ccしか乗ったことがなかったような・・・バイクの知識は鋼鉄はがね氏の受け売り?
2525さんとか結構好きそうかもしれませんね(^^

この同人誌(イラスト集?)は、当時コトブキヤの社員だった方の編集によるもので、バイクをテーマに色々な方のイラストが集められています。 通常、発刊日や編集人の名前が書いてある "おくづけ" に該当するページが無いので定かではないですが・・・京都のホビーショップ、嵯峨ニックの配布冊子かな?


『BIKE NUT』
イラスト集 DOROTHY どろしい

1985年12月29日発行
領価:290円
発行人:杉原貴和
代表者:北奥秀樹
発行所:漫画研究団体アトラス
再掲の 『BIKE NUT』 の他にイラストが2枚 印刷所:大友出版

モノクロ40ページ
(内4ページ)

(イラスト集なのでタイトルなし)

『BIKE NUT』 は 「SNMC 3」 からの再掲ですが、新たに 2 枚のイラストが掲載されています。

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