NEURO HARD / ニューロ・ハード 蜂の惑星
2015/05/12 更新
PIECES
今や伝説と化しているストーリー物。
富士見書房の
月刊ドラゴンマガジンの増刊として
1992年に誕生した
コミックドラゴン(現月刊ドラゴンエイジ)
の創刊号から不定期に10回連載し、士郎氏都合により中断(またかよ……)してしまった作品。
いつか書き下ろしを追加して単行本化してくれないかな…
士郎氏の他の作品と大きく異なるのは、通常の 「マンガ」 ではなく、 「コンテ」 として連載されていた点です。
そのおかげ(?)で、いつもの欄外に脚注たっぷり情報量満載の作品よりも、情報量および活字量200%アップという、
素読するだけでも時間がかかってしまってお得感倍増になっています。わらい
その内容はというと……
西暦2,300年。人類は幾多の他星系の生命体との接触をすませ、共同で宇宙探査などにあたっていた。
そんななか、外宇宙のヒューストン星系の5番惑星に知的生命体の存在が確認され、新たなコンタクトへの期待が高まった。
さっそく先遣隊が組織され、機動惑星フレマ・ヒュトンに乗船して出発。
しかし、ヒューストン星系に接近し、調査隊を乗せて5番星へと向かったシャトル・ホウセンカ号は、
海賊の襲撃によって予定外の惑星へと落下してしまう。
ホウセンカ号ブリッジクルーたちの調査によって、惑星アンテイアの状態が次第に明らかになっていく。
それはこの星で暮らしていた先住生物(おそらく人類に近いタイプ)は、この惑星に住む蜂たちとの抗争が原因で滅亡、
もしくはこの星を廃棄していったらしいということ。
すなわち、現在は蜂たちがこの星の主なのである。
マルチナたちは、蜂たちとの意志交流を試みるが、まだお互いを理解するには至っていない。
はたして、この星で何が起こったのか?
そして、蜂たちはマルチナたちに何をうったえたいのか?
という、未知の惑星での蜂とのやりとりを情報量タップリでお届けする、みたいなもんです(笑)
しかしこの 『蜂の惑星』 の世界の特徴は、あらゆる物質の原子情報をファイリングし、原材料さえあればいつでも
食料や燃料、日常消耗品、メカ、そしてて生物までもを生成することが可能ということです。
まぁ、この設定のおかげで 「何でもアリ」 な世界が構築できているのでしょう…
あまりにも情報量が多い & そのくせページ数が少ないのでストーリーは全然進まないので、各回の紹介文は無しでご勘弁を(^^;
そしてついに、PIECESシリーズにて刊行予定!
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