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管理者: sTwo

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特集#04 - TANK S.W.A.T. メールインタビュー
2005/07/05 更新
ドミニオン

かまたゆたかプロデューサーに聞く!!
 
2005年3月18日、 「パーソナル CG アニメ」 としてロマのフ比嘉氏の手により、 士郎正宗氏の 『ドミニオン C;1 コンフリクト編』 が 『警察戦車隊 TANK S.W.A.T. 01』 として映像化される事が発表されました。 これまで幾度と無く映像化されてきた士郎氏の作品ですが、結果としてファンが満足するモノはほとんど無く、 「映像化に恵まれない漫画家」 として辛い冬の時代を送ってきた経緯(笑)もあり、今回の映像化に対する期待や不安は様々です。

そこで、 『TANK S.W.A.T. 01』 のプロデューサーでもあり、PROJECT TEAM DoGA の代表でもある かまたゆたか氏に色々質問してみよう!ということで、 氏のご好意によりメールインタビューという企画を立ててみました(言い出しっぺはかまたさん(^^;)。 何回続くかは判りませんが、皆さんも質問等ありましたら是非この企画に参加してみてください。( 質問はメールで受付中です! )

2005/04/14 sTwo

警察戦車隊 TANK S.W.A.T. 01 PROJECT TEAM DoGA 角川ヘラルド映画 デジタルときわ荘プロジェクト BAR SIDE-X / ロマのフ比嘉

  第1回 [2005/04/13 23:34:53]

sTwo
sTwo
どうも、自称 "士郎正宗ファン" の sTwo です。
それではかまたさん、これから長いお付き合いになりますがよろしくお願いします。

さてこの 『警察戦車隊 TANK S.W.A.T. 01』 ですが、士郎ファンにとっては青天の霹靂(ヘキレキ)だったんですよ。 「映画 『APPLESEED』 の続編まだかな~」 とか 「GALGREASE 画集いつ発売かな~」 とか 「オリオンの2巻は本当に描かれるのかな~」 とか構えている状態で、いきなり 「ドミニオン映像化!?」 ですから(笑)。 しかも監督が 『URDA』 のロマのフ比嘉氏ということで、比嘉ファンからしても 「原作モノに手を出すなんて!?」 と驚かれているようです。

そこで最初の質問としまして、士郎正宗氏とロマのフ比嘉氏にどういう経緯があって今回の企画が発生したのか、その経緯を是非お聞かせ下さい。両者ファンにとってここが一番重要なポイントと思われますので。 また、かまたさんプロデュースという事ですが、そちらの経緯もあわせて教えていただけますか。


かまたゆたか氏
かまたゆたか氏
おっと、いきなり核心をついてきましたね。メール対談と聞いて、いつかはその質問が出るだろう、そのときは、どう返答したらいいだろうかと、ちょっと心配していたんですけどね。 いや、むしろ最初にして頂いた方が、今後話しやすいかも。

皆さん、初めまして。 士郎正宗氏の 「DOMINION」 を原作とするパーソナルCGアニメ作品 「TANK S.W.A.T.」 のプロデューサを務めます DoGA のかまたゆたかです。よろしくお願いします。

さて、まず監督が比嘉さんになった経緯ですが、これはいたって簡単です。
まず先に、私(DoGA)と士郎さん側との間で、 「DOMINION」 をアニメ化(我々はパーソナルCGアニメを専門とする会社なので、自動的にパーソナルCGアニメ化)するってことが決まりました。 それじゃ次に監督は誰がいいかを考えたとき、私はすぐ比嘉さんしかない!と思い、推薦した。 ただそれだけです。 そしたら士郎さんも比嘉さんのことは、比嘉さんのデビュー当時からよくご存じだそうで、あぁ、それはいい!比嘉さんなら安心して任せられると。

そして、その場で比嘉さんにTELしたら、“「DOMINION」?やりてぇ~! やらせろ~!”って、即答で決まりました。(笑)

>比嘉ファンからしても 「原作モノに手を出すなんて!?」 と驚かれているようです。

そうなんすか? えっ、そんなことないでしょ。 比嘉さんだって、請負で原作モノやっていますし。 「GUNGRAVE」 とか。
(ちょっと違うか?)
まぁ、完成した作品をご覧になればわかると思いますが、その心配は無用だと思いますよ。

で、核心のどうやってこの企画が生まれたのか? なぜ私がプロデュースすることになったのか? ですが、
さて、ここで問題です。 正しい答えは次のうちのどれでしょう。

 A) 士郎さんを札束でひっぱたいてその権利を得た。(わたしゃホリエモンか?)
 B) 連日、酒と女の接待づけで、口説き落とした。
 C) 私と士郎さんがある賭をして、それに勝った私が、強引に承諾させた。
 D) それ以外。

正解は…D)です!(←白々しい)

…いやね、その件については、士郎さん側とも、いろいろ協議したんですがね、この経緯については、いくらなんでもちょっと公にはできんだろうってことで、話せないんですよ。 ごめんなさいね。
あっ、いや、別に、犯罪行為があったとかじゃないですよ。(笑)
まぁ、みんなで、ああだこうだと憶測して頂ければ幸いです。

とりあえず、1回目の返答としては、こんなところでしょうか?えっと、私の話、だらだらと長い?(笑)


  第2回 [2005/04/23 02:06:01]

sTwo
sTwo
>えっと、私の話、だらだらと長い?(笑)

いえいえ、こんな感じで行きましょう(^^
しかし、しょっぱなの核心部分がいきなり不明瞭なので、チョットお尻がカユイ状態ですが、公にできない情報であれば仕方ない、 あれこれ裏で勘ぐってみますね(笑)

『TANK S.W.A.T.』 の裏BBS でも話題に挙げていましたが、今回の企画、 実は 01 だけではなく構想としては 04 まで続くそうですね。 04 まで、と聞くと勘のいい士郎ファンは、 原作の 『コンフリクト編』 が当初の計画では全4話構成だったことに気付く訳ですが(そのうち第1話が 「NO MORE NOISE」 として発表、2話以降は未発表)、『TANK S.W.A.T.』 の 01 から 04 までのストーリー原案は、ひょっとして士郎正宗氏ご本人!?

また 01 から 04 までの4作品はどのようなスケジュール感でどのようなメディア展開になりますか? いくつかのニュースサイト(読売新聞の12日夕刊など)や blog では、今夏に劇場公開!という文字がちらほら見受けられます。 過去の DoGA 関連作品としては DVD 販売やイベントでの上映会という形式がとられていましたが、一般の劇場公開の可能性はあるのでしょうか。
(劇場公開、ともなれば「パーソナルCGアニメ」がどこまで通用するのか、という期待と不安があるのが正直なトコですが ・・・まぁそれは別のトピックとして)


かまたゆたか氏
かまたゆたか氏
>公にできない情報であれば仕方ない、あれこれ裏で勘ぐってみますね(笑)

はい、いろいろ勘ぐって楽しんで頂ければ。(笑)

>『TANK S.W.A.T.』 の裏BBS でも話題に挙げていましたが、今回の企画、実は 01 だけではなく構想としては
>04 まで続くそうですね。 04 まで、と聞くと勘のいい士郎ファンは、原作の 『コンフリクト編』 が当初の計画で
>は全4話構成だったことに気付く訳ですが

残念ながら、それは全然関係ないですね。ただの偶然です。
第一、もしそうなら、01は、 「NO MORE NOISE」 そのまんまじゃないといけないことになりますやん。
予告編をご覧になっておわかりのように、全然別のストーリーになってます。

それに、本当に04まで続くかわかんないですよ。
01が赤字になれば、即打ち切り。(笑)

>01 から 04 までのストーリー原案は、ひょっとして士郎正宗氏ご本人!?

うっ、どこまで話していいのやら。
ちょっとまずそうな気もするのですが、ここでまた“お話できません”では、この対談が打ち切りになってしまうでしょう(笑)。
チョっとだけお話しましょう。

ストーリーの原案を検討する時点で、士郎さんにもご参加いただきました。
例えば、最初に私が、“「DOMINION」で一番好きなキャラは葉花なんですよ。”って言ったら、その次に会ったとき、

士郎 「主人公は、葉花でいきましょう。」
かま 「えっ!? レオナはどうなったんですか?」
士郎 「結婚して、新婚旅行中です。」
かま 「!!!!」

てなこともありました。(笑)

この案は、結局流れたのですが、でも、葉花が主人公のエピソードも作ってみたいですね。
sTwoさんは、どう思います?

それから、今回の敵であるAI戦車は、士郎さんの発案、士郎さんのデザインです。 もっとも、デザインはかなり変更が加わってしまいましたが。 これも、また別のエピソードで、より原型に近い形で再登場させたいですね。

といった感じで、士郎さんも原案に参加されていたのですが、結局、とにかく「01」では、比嘉監督に全部任せてやってもらおうということになりました。

>また 01 から 04 までの4作品はどのようなスケジュール感でどのようなメディア展開になりますか?
>一般の劇場公開の可能性はあるのでしょうか。

うっ、sTwoさんって、こちらが答えにくい質問を選りすぐってません?(笑)

ご存じの方も多いでしょうが、「TANK S.W.A.T.」の販売の中心となる日本ヘラルド映画社が、角川グループの子会社になることが、先日発表されました。 角川グループ内に、角川映画とヘラルド映画があることになり、その棲み分けなどが、今後検討されるでしょう。

そういった経緯もあって、現状では、当初予定されていた計画がちょっと白紙っぽくなっています。 いや、決して悪い意味の白紙ではなく、むしろ角川グループの各方面の会社の協力が得られるようになって、もう一度計画を見直しているという感じでしょうか。

ということで、まだ具体的なことは申し上げられませんが、まぁヘラルドは直営の劇場も持っていますし、何らかの形で劇場公開される可能性は高いと考えて頂ければ。


  第3回 [2005/07/05 16:54:34]

sTwo
sTwo
さてさて、しばらく間が開いて申し訳ないです。
つい PS2 の 『マーセナリーズ』 にどっぷりハマってしまって・・・(笑)

>それに、本当に04まで続くかわかんないですよ。
>01が赤字になれば、即打ち切り。(笑)

そっそんなぁ!(苦笑)
興行的に成功させるようこちらも盛り上げて行きますので、そちらも是非ともよい作品になるよう頑張ってください。

と、そういえば 5月12日(ロマのフ氏の日記によると 5月16日)に無事完成されたそうですね。とりあえずロマのフ監督おつかれさま!

話は戻って、かまたさんの葉花エピソードを聞く限りではストーリーはまったくのオリジナルで今後も行くようですね。士郎氏の監修は入らないようですが。 「パーソナル CG アニメ」 という位置づけからも、観客はどちらかと言うと映像ではなくストーリーの方に重点を置いて観る事になると思います。

士郎氏のコンセプト作品に対して別人がストーリーを作成する場合は、攻殻など特にそうなのですが、原作中のエピソードをただ羅列して楽しんでいる感が非常に大きいんですよね。 それに対してのファンの反応は様々な物があります。 今回の 『TANK S.W.A.T.』 がオリジナルストーリーで行くのであれば、是非ともまったくのオリジナルで観る者をアッと言わせて欲しいと勝手に期待しています。

ところで、作品もひとまず完成し、身内の試写会なども行っているようですが、ぼちぼち 『TANK S.W.A.T.』 の公式サイトを更新していただけませんか?(笑)
本当に興行的に成功させたいということでしたら、もう少し情報公開をお願いしますね(^^;


かまたゆたか氏
かまたゆたか氏
私も、作品の仕上げに負われて、回答が送れて申し訳ありません。

>興行的に成功させるようこちらも盛り上げて行きますので、そちらも是非とも
>よい作品になるよう頑張ってください。

こちらこそ、よろしくお願い致します。

>と、そういえば 5月12日(ロマのフ氏の日記によると 5月16日)に無事完成されたそうですね。
>とりあえずロマのフ監督おつかれさま!

はい。その後、5月末に、秘密の試写会(笑)を行って、そこで出たご意見をもとに、一ヶ月かけて修正を行っていました。 現在、比嘉監督側の作業はすべて終了し、当方で最終的な確認作業を行っている段階です。

>オリジナルで今後も行くようですね。士郎氏の監修は入らないようですが。

えっ、そんなことはないですよ。今後、士郎さんが参加される可能性は十分あります。 というか、 「02」 では、シナリオの一部書いてとお願いしているところです。

>「パーソナル CG アニメ」 という位置づけからも、観客はどちらかと言うと
>映像ではなくストーリーの方に重点を置いて観る事になると思います。

うわっ、ひどー。傷つくなぁ。(笑) 映像にもっと期待してよ。
パーソナル CG アニメでも、新海さんの 「ほしのこえ」 の例を挙げるまでもなく、映像的にスゴイ作品は沢山ありますよ。 最近では、吉浦さんの 「ペイル・コクーン」 の予告編が話題になっています。

そういえば、先日、TV番組の取材を受けたのですが、その中で、月刊 「アニメージュ」 の大野編集長のインタビューがありました。 パーソナル CG アニメについて、 “個人ということで、オーケストラのような音楽はできない。 でも、ギター1本だからといって、観客を感動させることができないかといえば、それはまったく関係ない。” とおっしゃってました。

>ぼちぼち 『TANK S.W.A.T.』 の公式サイトを更新していただけませんか?(笑)
>本当に興行的に成功させたいということでしたら、もう少し情報公開をお願いしますね(^^;

ぐっ。
言い訳になりますが、公式サイトは当方の担当ではないんですけどね。
企業間の大人の事情(吸収合併とか)で、告知、販売関係の準備が遅れてます。

とはいっても、仕方がないので、ちょっと本気で公式サイトをリニューアルしました。

  http://tank-swat.jp/

楽しくない? 楽しいでしょ? 皆さんも、ボタンを押して、どんどんボナパルトを緊急出動させてくださいね。

とはいっても、解説とかストーリーとか、まだ仮のテキストが表示されています。
作品の方が完成したので、今度は情報公開や PR の方に力を入れていきます。




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